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KAKUYO2  作者: 四季
80/521

秋空 ◇

2014年頃に書いていたと思われるものです。

秋の風が通り過ぎ

新しい時代がやって来るでしょう

君がそっと呟いた

秋の夕暮


長い時が経ったの

この夕焼け これで最後


君と二人でいられた

時は過ぎてゆくけれど忘れない


君と二人 笑い合っていれたこと

忘れない思い出に変わる


君に向かって

叫んだ


「行かないでくれ」


その声は空に消えたの



あの日君がくれたのは

過ごした日々を忘れないための夢

今は遠いあの空を

見上げてみる


無邪気だったあの頃

今では記憶の奥に


君と一緒にはしゃいだ

懐かしい空地ももう今はない


空を見たら 君を思い出すからか

なぜか涙が零れた


君に向かって

叫んだ


「おいてかないで」


その声は遠くへ消えた

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― 新着の感想 ―
[良い点] 美しい夕暮れの秋の空が目の前に浮かぶようです。 四季さんの叙情的な詩作品の良さがよく表れている作品です。 遠くへ消えた「おいていかないで」という声……切ないです。
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