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KAKUYO2  作者: 四季
453/521

ただ一つ ◇

2021.7.25 に書いたものです。

今日もまた眠たい


目覚めはまぁまぁ


楽しいことなんて


そうそう落ちていない


それでもなお


生きようとするのは


ただ一つ


信ずるべきものがあるから


眠たくて辛い朝を


乗り越えてでも


生きていこうと思えるのは


ただ一つ


護るべきものがあるから


そのためなら


きっと


この最悪な寝起きも


乗り越えてゆける


まだ寝ぼけている目もと


擦って


瞼開いた先に


何が見えるのか


夢を見れるのか


それすらも分からなくても


この道の先に


幸せがあると


希望があると


信じてみる

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