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KAKUYO2  作者: 四季
44/521

くつしたに穴が空いた ◇

2020.3.9 に書いていたものです。

くつしたに穴が空いた


長年履いてたお気に入りなのに

つまさきに穴が空いた


辛い 苦しい 耐えられない


くつしたに穴が空いた


初めは何でもなかったんだ

ただ親が買ってきたのを使っていただけなんだ

それでも履き続けているうちに

愛着が湧いてしまったんだ


くつしたに穴が空いた


いつまでも一緒にいられると思っていたのに

かかとに穴が空いた


悲しい 泣きそう 苛立ってくる


くつしたに穴が空いた


一度破れてしまったら

もう助けることはできないって

昔何かの本で読んだけど

もしあれが事実だとしたら


くつしたに穴が空いた


つまさき かかと 穴が空いた


いつまでも一緒にいられると

信じていたのに


くつしたに穴が空いた

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