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KAKUYO2  作者: 四季
437/521

そんな頃もあった ◇

2021.6.18 に書いたものです。

甘い夢に思い馳せて

歌いながら歩いていた

軽やかな足取りで

世界が虹色に見えた


そんな頃もあった


確かに


そんな頃もあった


けれども今はもう

夢は消え

光すら見えず


ただ

虚しさの中で生きてゆく


甘い夢はいつか

完全に溶け去って

雨に流されて

なくなってしまう


悲しみと

苦しみが

混じり合わなければ


今でも少しは

幸せを夢みることができたのだろうか


すべてが愛おしかった


そんな頃もあった


確かに


そんな頃もあった


憂鬱な夕暮れすら

未来の希望が覆い隠してくれる


そんな頃もあった


確か


そんな頃もあった


気がする

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