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KAKUYO2  作者: 四季
43/521

ここを発つ ◇

2020.3.9 に書いていたものです。


今日未来へ羽ばたく

まだ目覚めの前の

鳥は朝日を眺めてる


自由求め歩き出す

まだ幼い頃の

君は夜明けを見上げてる



あの鳥がいつかは

翼広げるように

君もまたいつかは

楽園から去ってゆく



閉ざされたこの庭

悪のない理想郷


閉ざされたこの庭

痛みなき幻想郷



流れた涙の池

溢れた血液の海

すべて飲み干して



まもなくここを発つ



そして未来へ羽ばたく

まだ目覚めの前の

鳥は青空へ目を向ける


自由求め手を伸ばす

まだ幼い頃の

君は遠い空見つめてる



あの鳥がいつかは

羽ばたきゆくように

君もまたいつかは

この鎖から逃れゆく



閉ざされた箱庭

闇のない理想郷


閉ざされた箱庭

苦痛なき幻想郷



響いた悲鳴の雨

穢れた苦痛の水

すべてを飲み干して



もうじきここを発つ

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