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KAKUYO2  作者: 四季
429/521

さようなら、愛おしい人 ◇

2021.5.14 に書いたものです。

あなたと手を取り合えた時は

とても嬉しくて

幸せに生きてゆけると

強く信じていた


けれどもその幸せは

ただの幻と

気づいたのは

いつのことだったか


あなたの心に在るのは

あなたの瞳に映るのは

決して私ではなくて


あなたはもう私を見てはいないのだと

本当は気づいている


あなたは何度も私を傷つける

あなたは何度でも私を裏切る

それでも

どうしても離れられなくて


だから


あなたが「終わりにしよう」と言った時

少しだけ救われた気がした


悲しいことだけれど


あなたがこの関係を断ち切ってくれたことが

少しだけ嬉しかった……


さようなら


あなた


さようなら


愛おしい人

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