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KAKUYO2  作者: 四季


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424/521

儚さゆえに ◇

2021.4.29 に書いたものです。

この世にある物のすべては

いつの日か壊れてしまう

硝子で作られた玩具ように

いつの日か壊れてしまう


それでもなお愛したくなるのは

とてつもなく儚いから


今だけの特別なものを求めている


触れてみたい

近づきたい


いつか壊れるからこそ


大切に抱いていたい


この世にある命のすべては

いつの日か消えてしまう

蝋燭に灯る炎のように

いつの日か消えてしまう


それでもなお愛おしいのは

呆れるほど儚いから


今だけの特別なものを欲している


見つめていたい

近寄りたい


いつか消えるからこそ


寄り添っていたい

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「儚さゆえに」というタイトル通りの作品ですね。 すごく繊細で、儚くて……。 悲しい雰囲気ですが好きな作風です。
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