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KAKUYO2  作者: 四季
408/521

新しい時代 ◇

2021.4.1 に書いたものです。

いつか来る

新しい時代の幕開けを待ちながら

躍動する生命に

希望を見ていた頃もあった


いずれ来る

新たなる時代の始まりを待ちながら

光射す世界に

夢を抱いていた頃もあった


けれどもそれらはすべて

過去のものになってしまった


前を向けたのも

希望を見つめられたのも

あの頃はまだ

幼かったからかもしれない


ふと

そんなことを考える時

訳もなく

切なさを感じたりする


今までとは違う時代が

いずれ訪れること

それは絶対的な約束


なのに


今はなぜか

信じることができない

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