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KAKUYO2  作者: 四季
402/521

ごめんね ◇

2021.3.18 に書いたものです。

ごめんねと言えたら

どんなに良かっただろう

やり直せたのだろうか

何度もそんなことを思った


けれどもそれは簡単なことはなくて


どうしても上手く言えない


ごめんねと言えたら

どんなに楽になれただろう

戻れたのだろうか

いつもそんなことを思っている


どうして言えないのだろう


たった一言なのに


どうして言えないのだろう


謝れないのだろう


人の心は不思議なもので

言おうとしても

言おうとしても

なぜか声が出ないこともある


ごめんねと言えたら


きっと


すんなり楽になれただろうに

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