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KAKUYO2  作者: 四季
383/521

コバルトブルーの海辺で ◇

2021.2.22 に書いたものです。

コバルトブルーの海辺で


いつか夢をみたの


何でもない平凡な夏の日


初めて恋をした記憶


揺れ動く波に


心揺らされながら


ぼんやりしていたら


いつの間にか夢をみていた


コバルトブルーの海辺で


あの日夢をみたの


何でもないありふれた真夏の日


初めて惚れ込んだ記憶


あぁ


今はもう思い出せないくらい


とても


とても


懐かしくて


あぁ


今はもう何も考えられないくらい


とても


とても


懐かしいの


コバルトブルーの海辺で


夢をみたの


指先で恋を描くような夢を


みていた気がする

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