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KAKUYO2  作者: 四季
381/521

僕はいつも踏んだり蹴ったり ◇

2021.2.20 に書いたものです。

僕はいつも踏んだり蹴ったり


朝起きるなり

グラスを落として

水がこぼれた

全身に


洗面所へ行き

顔を洗えば

突然の鼻血

パジャマは血濡れ


僕はいつも踏んだり蹴ったり


それでも何とか生きていく


僕はいつも踏んだり蹴ったり


それでも何とか生きている


昼食買おうと

革製の財布を開くと

十円しかない

紙幣行方不明


どうしてこんなことが

ただ途方にくれる

それ以外のことなんて

何もできない


僕はいつも踏んだり蹴ったり


それでも何とか生きていく


僕はいつも踏んだり蹴ったり


それでも何とか生きていたい

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