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KAKUYO2  作者: 四季
375/521

好きと愛と ◇

2021.2.11 に書いたものです。

好きという想いも


愛という言葉も


小さな火が灯る蝋燭でしかなくて


ほんの少し風に吹かれたり


ほんの少し雨に降られれば


最初から何もなかったかのように


静かに消えてしまう


悲しみのその先にある物語を


聞きたいかと尋ねられたら


多くの人が


聞きたいと言うのでしょう


けれどももし


それが己の生に重なるものと知ったなら


聞きたくないと


耳を塞ぐ者もいるのでしょう


好きという想いも


愛という言葉も


耳ざわりは良くとも


消えかけの火でしかない


好きという想いも


愛という言葉も


結局は……

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