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KAKUYO2  作者: 四季
374/521

この胸を ◇

2021.2.8 に書いたものです。

ただ触れるだけで

溶け去ってしまう

悲しみの海に沈む

雪の結晶のように


どのみち消えてしまうなら


どのみち溶けてしまうなら


最初から気づかなければ良かった

そうすれば

そうすれば

悲しみなんて生まれなかったのに


悔しさだけが

この胸を

埋め尽くして

ゆくのです


いつも


昨日も今日も明日も


触れられない辛さ

募るばかり


虚しさだけが

この胸を

塗り潰して

ゆくのです


いつも


朝も昼も晩も真夜中も


触れられない切なさ

降り積もるばかり


いつになれば触れられるの?


溶かしてしまわずに

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