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贅沢 ◇
2021.1.8 に書いたものです。
初めて出会った雨の日に
手と手を繋ぎ合わせられたら
きっと幸せだっただろうなと
今も思うけど
きっとそれは贅沢なのだろう
なんて
思ったりもする
くだらない道を行ったり来たり
往来を繰り返して
馬鹿げた夢を空に描いて
一人笑ってみる
それすらも贅沢
なんて
言われるものかな
冷たい夜に一人
何かを考えるけど
生産性なんて
カケラほども存在していないよ
でもそれでもいいんだ
時には立ち止まって
時には迷って
それでも歩んでゆく
どこまでも歩んでゆく