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KAKUYO2  作者: 四季


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36/521

いつかは気づく ◇

2020.3.3 に書いていたものです。

涙がこぼれる時

あの夜の記憶が蘇る


安寧に思いを馳せ

暗い星空を見上げていた

あの夜の記憶が蘇る



薄暗い檻の中

鏡へと手を伸ばし

指先が触れるのは

冷ややかな鏡面



誰もがこの道を歩き

時に迷いながら


未来への道を模索していくのだと

いつかは気づく



涙が溢れる時

あの夏の記憶が蘇る


静謐に希望抱き

入道雲の湧く空を見上げていた

あの夏の記憶が蘇る



血塗られた檻の中

格子へと手を伸ばし

指先に触れたのは

冷ややかな肢体



誰もが暗闇を歩き

時に苦しみながら


明けへの道を模索していくのだと

いずれは気づく



交錯する思念は

憎しみと争いしか生み出さず

交錯する視線は

因縁それだけを生み出す



誰もがこの道をたどり

時に痛みながら


未来への道を模索していくものと

いつかは気づく

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― 新着の感想 ―
誰もが、時に迷いながら、苦しみながら、そして痛みながら、未来への道を模索していくものといつかは気づく。その言葉が心に響きました。 まだ明ける前の暗闇のような道でも。誰もがそうした道を歩いていることに…
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