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KAKUYO2  作者: 四季
340/521

帰宅の鐘が ◇

2020.12.2 に書いたものです。

帰宅の鐘が鳴り出す頃


影に似た君が現れて


僕に向けて手を差し出す


夕暮れの後のような手を


帰宅の鐘が町中に響きわたると


影に似た君が微笑む


僕に向けて差し出したその手は


新月の日の夜空みたいだった


君と初めて出会ったのは


いつだっただろう?


もうずっと前のことだから


すっかり忘れてしまった


君と知り合ったのは


いつのことだっただろう?


もう何年も前のことだから


かけらほども思い出せない


帰宅の鐘が鳴り出す頃


影に似た君が迎えに来る


それがいつの間にか


僕の日課になっていたんだ

書いたのは今です〜。

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