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KAKUYO2  作者: 四季
330/521

わたしはあの空からやって来た ◇

2020.11.19 に書いたものです。

街が静まり返り

人々が眠りにつく頃

誰にも知られないままで

幕開けるパーティー


静寂という名のドレスまとい

哀愁という名のネックレスをつけて


宮廷のホールで

星屑のように踊る


わたしはあの空からやって来た


悲しみも

苦しみも

すべてを知っている


わたしはあの空から降ってきた


涙色のイヤリング

つけてでも

決して迷わず

ただ踊るわ


運命なんて知らない

まだ未熟なあなたに

泣き出しそうな指輪

渡して微笑んだなら……


わたしはあの空からやって来た


悲しみも

苦しみも

この目で見つめてきた


わたしはあの空から降ってきた


涙色のアンクレット

外さずに

決して迷わず

舞うわ

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