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あんきも ◇
2020.11.17 に書いたものです。
コンビニで
買い物してたら
出会ったのは
一目惚れしそうなほど
可憐な缶詰め
艶のある缶に描かれているのは
あんきも
何ら珍しくもないけれど
一目見て
惚れてしまって
カゴに
放り込んだ
想えば想うほど
心の中の感情は膨らむ
そしてまた
想いは強くなってゆく
ふとした出会いから
幕開けた
缶詰めとの縁
はじめは何ら特別ではなかったのに
あんきも
その文字に
心を奪われた
きっと
この気持ちは
死ぬまで
変わらない
十年が経っても
百年が経っても
きっと
好きなままでいる
そんな気がする