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KAKUYO2  作者: 四季
298/521

朝が来ると ◇

2020.10.19 に書いたものです。

朝が来ると


少しだけ特別な気分になる


遠足の日の朝とか


旅行の日の朝とか


そんなことはない平凡な朝であっても


それでも


何だか特別な気持ちになる


理由なんて知らないし


言葉で説明できる保証もない


でもそれは仕方のないこと


この世には


誰にも説明できない物事が


たくさんあるから


この世に存在する何もかもすべて


それらを言葉で言い表せたなら


きっと人生は楽になっただろう


もっと気楽に生きられただろう


そんなことを考えつつ眠っても


朝が来たら


すべて忘れたかのように


気分はさっぱりしている


朝が来ると


少しだけ特別な気分になる


結婚の日の朝とか


出産の日の朝とか


そんなことはない平凡な朝であっても


それでも


何だか特別な気持ちになる

先ほど書きました。

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