表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
297/521

立つ ◇

2020.10.18 に書いたものです。

私たちは皆


何らかの苦の中にありながらも


強く気高く


この地上に立つ


苦しみと悲しみを背負い


哀の色を抱きながらも


ただ道の先を見据え


生まれ持った足で地上に立つ


まだこの世に


生まれ落ちたばかりの


芽生える前の生命(せいめい)


その足で立つことはできずとも


誰かを求め


誰かに(いだ)かれ


そうやって


己が道を進んでゆく


いつの日か


立ち上がる力を得る時まで


無垢な瞳で


この世を生き抜いてゆく


その時には既に


力強さだけは手にしている


私たちは皆


何らかの苦に出会えど


ただ前を見据え


穢れ多き地上に立つ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ