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KAKUYO2  作者: 四季
293/521

憂鬱な午前二時 ◇

2020.10.14 に書いたものです。

憂鬱な午前二時

ふと窓の外へ視線を向け

何もない夜空に

溜め息を漏らした


幼い頃にはいつも

夢をみていた


いつの日か

花咲く丘で運命の人に出会うことを


憂鬱な真夜中に

窓枠を揺らすのは誰?


きっとそれは

ただの風に過ぎなくて


ああ また秋が来たのか


そんな風に思って

また溜め息を漏らす


もしも奇跡が起こって

幼き日の夢のように誰かと

運命的な出会いをすることになったとしたら


どんな気分になるだろう?


溜め息をつくだろうか?


けれどももう

その問いに答える必要なんてない

だって夢は夢で

とうに枯葉の中に埋もれてしまったから


憂鬱な午前二時

ふと窓の外へ視線を向け

何もない夜空に

溜め息を漏らす


何も音がしない場所で

夜空を見上げることすら


今は億劫に感じる

珍しく即興で書いてみました〜。

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