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KAKUYO2  作者: 四季
277/521

冷たい雨の後に ◇

2020.9.26 に書いていたものです。

この夕暮れは雨降りで

傘を差して道を歩くけれど

周りには誰もおらず

心なしか寂しさを感じる


街の中央を走る太い道路を

今日も変わらず自動車が駆けてゆくけれど

置いていかれるような気がして

それを見ることすらできない


冷たい雨の後には虹がかかる


ずっと昔

大切な人から聞いた話


それが真実なのか

今はもうよく分からない


路上に咲く小さな花を

そっとつまみ上げたら

少し幸せになれるような

そんな気がして


もうじき沈む夕陽

でも姿は見えない

厚い雲に覆われて

光すらも見えない


冷たい雨の後に

良いことがあると言うけど

それが真実か

よく分からなくて……

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