表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
27/521

貴方になんて出会わなければ良かった ◇

2020.2.24 に書いたものです。

貴方になんて出会わなければ良かった


そうすれば苦しまずに済んだのに


信じてきた仲間に裏切られたあの日

私は強く決意した

もう二度と誰も仲間と思わないことを

強く決意したはずだった


それなのに


貴方と出会って

共に過ごすうちに

決意は揺らいで

信じそうになってきて


もう誰も信じない

もう誰も仲間と思わない


あの日の決意が薄れていってしまう



貴方になんて出会わなければ良かった


そうすれば胸の痛みを感じなくて済んだのに


共に戦ってきた仲間に裏切られたあの夜

私に迷いはなかった

もう二度と誰のことも頼りにしないと

迷いなく決めたはずだった


それなのに


貴方と知り合い

歩くうちに

決めたはずの心

揺らいできて


もう誰も信じない

もう誰も仲間と思わない


あの日の決意が崩れていってしまう



貴方といると苦しくなるのは

あの日の決意を保てないから

貴方といると悲しくなるのは

同じ過ちを繰り返しそうだから



貴方になんて出会わなければ良かった



そうすれば私は

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] キュッと胸が締め付けられる感じがします。 辛い思いをした人ほど、幸せになって欲しいものです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ