表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
263/521

ただの思い上がり ◇

2020.9.14 に書いたものです。


弱音を吐くことは

あまりに難しくて


わたしが

誰かにこの心を伝えることは

生涯ないだろう


弱音を吐くことは

とてつもなく困難で


わたしが

何者かに想いを伝えることは

一生ないだろう


険しい道を歩く

崖も飛び越えて

川だって渡って


きっと

苦難さえも乗り越えてゆく


その視界に

わたし以外の人間はいない

多分ずっと

そんな人生なのだろう


もし命尽きる時まで

そんな時間が続いても

既に決意したこと

後悔も迷いもありはしない


弱音を吐くことは

あまりに難しくて


わたしが

誰かにこの心を伝えることは

生涯ないだろう


弱音を吐くことは

とてつもなく困難で


わたしが

何者かに想いを伝えることは

一生ないだろう


わたしの心は誰にも見えない


わたしの胸の内は見せない


誰も

この胸の奥に触れることはできない


永遠(とわ)

この胸の奥を知る者は生まれない


あなたがわたしを理解していると

そう思っているなら

きっとそれは

ただの思い上がりでしかない


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ