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彼女はそう、あの星の女神 ◇
2020.9.13 に書いたものです。
彼女はそう
あの星の女神
本当は知っていた
僕の手が届くような人ではないのだと
本当は知っていた
この手で触れて良いような人ではないのだと
それでも僕は
彼女に恋をしてしまった
落ちるときはいつだって一瞬
恋も
格も
人生において
それは特別でもなんでもないこと
彼女はそう
あの星の女神
この世界を変えるため
舞い降りた存在
この世界を塗り替えるため
現れた存在
常人が触れてはならない
そんなことをしたら
人生が変わり果ててしまう
彼女は女神
あの懐かしい星の
守り神