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KAKUYO2  作者: 四季
251/521

きみが見ていた世界は…… ◇

2020.9.3 に書いたものです。

愛している

そう囁いたのは幻だろうか


誰より愛しい

そう囁いたのは偽りだろうか


わたしはそうは思わない

嘘をついたつもりはないし

いつも心から思ったこと

それだけを口にしている


何もかも幻だったのね


あの言葉も偽りだったのね


きみはそう言うけれど

わたしはそうは思っていない


幻ではないし

偽りでもない

あのすべては何の間違いもない真実


何もかもすべてが本当のもので

心からの言葉


けれども

わたしもたまに分からなくなる

そんな時が

あったりもする


何もかもすべてが真実

それは果たして本当だったのだろうか

わたしが信じてきたものは

幻や偽りだったのではないのだろうか


ふと思い

想い人に心を向ける


わたしは嘘をついていない


すべては幻ではなかった


でも

きみが見ていた世界は……

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― 新着の感想 ―
[良い点] 人の数だけ真実はあるというのか。互いに見ている世界は、個々にしかないなぁ、と思いました。真実は、個々にあるというのか。
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