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KAKUYO2  作者: 四季
241/521

春と夏だけで ◇

2020.8.24 に書いたものです。


歌い出したくなるような春

新しい空気を吸い込みながら

見慣れた道を歩いた

穏やかな日差しの下

軽い足取りで歩く道には

小さな花が咲いていた


皮膚まで痛くなるような夏

暖房のような空気を吸いながら

ありふれた道を歩く

熱のせいか宙が歪んで見えた気がして

汗を滴らせながら

溜め息をつく


一年の半分が

春と夏だけで過ぎていってしまう

いや

厳密にはそうでもないのだけれど

一年の前半が過ぎるのは

あまりにあっという間で


心の隅に

部屋の隅に


戸惑いばかりが残る

とにかく暑い日々です。

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