表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
232/521

もしこの世界が ◇

2020.8.15 に書いていたものです。

もしこの世界すべてが

砂糖でできていたとしたら

甘い夢のような心地で

死を迎えられるのだろうか


ふと

そんなことを考える


淡い夕暮れ


もしこの世のすべてのものが

蜜でできていたとしたら

幸せな夢のように穏やかに

最期を迎えられるのだろうか


ふと

そんなことを考える


柔らかな夕暮れ


腕に絡みつく甘いもの

それすらも

今はただ不愉快でしかなく


けれども夢の中では

どことなく心地よい気がして


その何かに

身を委ねずにはいられない


砂糖でできた世界も

蜜で創られた世界も


すべてはただの幻だというのに


今はただ

この身にまとわりつき続ける

細やかな甘さに

安らぎを求め続ける

毎日暑いですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 甘い物が欲しいときが近頃多いです。 かと言って、たくさんは要らないのですが。 お菓子の家を思いました。 子供の頃に、憧れました。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ