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KAKUYO2  作者: 四季
23/521

過去の糸 ◇

2020.2.22 に書いたものです。

好きよ貴方が

そう呟いて

その横顔にキスをする


愛しい貴方が

そう囁いて

その唇を見つめてる


私たちを繋ぐ一筋の糸

それはもう切れてしまって

私たちを繋ぐ運命の糸

それはもうどこにもないけれど


それでも私は懐かしむ

隣にいられた頃の記憶を



好きよ貴方が

そう呟いて

その手をそっと取ってみる


愛しい貴方が

そう囁いて

その指先に触れてみる


私たちを繋ぐ一筋の糸

それはもう消えてしまって

私たちを繋ぐ運命の糸

それはもうこの目で見られないけれど


それでも私は探してる

近くで寄り添えた頃の記憶を



好きよ貴方は

私のただ一人の想い人

愛しい貴方は

私のただ一つの宝物



笑えなくても



見つめられなくても



それでも私は

貴方をまた手の内に入れたくて

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― 新着の感想 ―
[良い点] シリアスな雰囲気が素敵です。 彼を一途に思う彼女の想いが、切なくて胸がギュッと苦しくなります…。
[良い点] ☆ 過去の糸 本作も香月好みです! 構成や表現などとても優れていると思います。 四季さんはこういう艶っぽい愛の歌も、リズム感の良いユーモア溢れる詩まで、作品の幅が広いところが凄いです。…
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