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KAKUYO2  作者: 四季
228/521

夜と、セミの音と ◇

2020.8.11 に書いたものです。


何でもない退屈な夜に


聞こえてくるセミの鳴き声



なぜ夜に鳴いているのだろうと


不思議に思いつつ


ぼんやりしながら聞くセミの音



昼間は動けぬほど暑く


夜に活動するしかないのかと


そんな風に思考を巡らせ


彼らも大変なのだなと思ったりする




人の波は苦労に追われるばかり


人々は苦難に見舞われるばかり




けれどもそれは


きっと人間だけに与えられた試練ではないのだろう




わけもなく考える


思考に浸る夏の夜



どこまでも退屈に思えるのは


今の価値に気づいていないからと


偉大と言われた人は言うけれど



私はこの夏に



平穏を当たり前のものとして享受する

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