表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
205/521

あなたと見た景色 ◇

2020.7.19 に書いたものです。

何もかもが上手くいっている

迷いなくそう思っていた


何もかもが順調に進んでいる

躊躇いなくそう信じていた


でも本当は違ったのかもしれない

そんなことを思い

その瞳の奥に秘められたものを

探そうとする


心の中なんて見ようとするものじゃない


詮索なんてするべきじゃない


分かっていた

そんなことは


でも


もし別の道を選ぶということが

可能であったとしたら


なぜかそんなことを考えてしまう


残念に思うのは

あなたとともに行く未来がなくなったこと


悲しいと思うのは

あなたとともに見る世界が失われたこと


そんな小さなことなんて

もし他人がそう言ったとしても

わたしにとっては

何も小さなことではないわ


どこで間違えたのかしら?


ふと

そんなことを呟いてみる


わたしとあなたが道を違えたのはいつ?


ふと

そんなことを思ってみる


わたしも

誰も

あなたの心には気づかない


わたしも

誰も

もうあなたの存在に気づかない


それでも

時には思い返すでしょう


あなたと見た景色


それだけは

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ