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KAKUYO2  作者: 四季
199/521

過ぎ去った七夕 ◇

2020.7.15 に書いたものです。

今年の七夕は

あっという間に終わってしまった


去年も多分そうだったけど

今年は特に

あっという間に過ぎ去ってしまった


特別な日というのは

案外すぐに過ぎ去ってしまう


それはとても

あっさりしていて

特別感なんて

出してきやしない


あぁ

あの空の遥か彼方に

二人が遭う

奇跡という大河がある


それは多分

誰にも見えないものだけれど

二人にとっては

確かに存在しているもの


今年の七夕は

あっという間に終わってしまった


余韻なんてない

特別感もなかった


来年もまた

いつの間にか七夕という日が来て

でもきっと

気づかぬうちに過ぎているのだろう


そう思うと

なんとなく切ない気もして


でもきっとそれでいいんだ


多分その方がいいんだ


ふと思い出した時に気づくくらいの

小さな特別感で


それでいいんだ

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