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KAKUYO2  作者: 四季
191/521

随分甘いのね ◇

2020.7.6 に書いたものです。

一度は裏切った私を信じるなんて

貴方は随分甘いのね


私の裏切りで一度は命を失いかけた


それなのに許すなんて

それなのに信じるなんて


随分甘いものね


嫌いだわ

喉の奥まで焼け付くようなその甘さ

不快だわ

胸の奥まで燃えそうなその甘さ


信じているなんて言葉

言われるとは思わなかった

正直驚いたわ

貴方がそこまで甘いなんて思わなかったもの


貴方はそれを

優しさと思っているのかもしれない


でも


私からすれば

それは優しさでも何でもない


ただ不快なだけのもの


信じているだなんて言葉

私は信じないわ

所詮懐柔したいだけなのでしょう

そう思っているから


一度は裏切った私を信じるなんて

貴方は随分甘いのね


それとも何か手があるのかしら


でも


もしそうなら

甘い貴方は私に打ち明けるでしょう


貴方は隠し事ができるような人間ではない


それは知っているわ

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