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KAKUYO2  作者: 四季


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184/521

不思議な呪文を唱えたら ◇

2020.7.1 に書いたものです。

不思議な呪文を唱えたら

ミステリアスな夜が始まる


唇に塗るのは真紅

頬に撫で付けるのは桜

艶やかな幻想に生きる女は

いつもどこか怪しげ


その背中にこびりつくは影


古の魂を携え

今こそ夜の闇へと進み行く


哀の色を手鏡に擦りつけ

爪はただ藍に染め上げて

唄う歌は切なく

月の光のように地上へ降り注ぐ


不思議な呪文を唱えたら

ミステリアスな夜が始まる


森は今宵も暗闇

そこに忍ぶは黒き獣

霧で牙を隠し

紅の唇で天使のふりをする


不思議な呪文を唱えて

真紅の唇で囁いて


愛も 哀も 何もかもすべてを……

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