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KAKUYO2  作者: 四季
168/521

共に ◇

2020.6.19 に書いていたものです。

いつどこで違えたのだろう


なぜわたしたちは共に行けなかったのだろう


別れ道を真逆へと進み

人生という名の道を違えてから

より一層鮮明に

あなたのことを思い出すようになった


懐かしい春の匂い


愛おしい夏の日差し


今でも

今だからこそ


いやというほど鮮明に思い出せる


手を取り合って

共に行くこと


それはわたしたちには難しかった


寄り添って

共に歩くこと


それはわたしたちには難しすぎた


けれども


それでも


ふと秋の夕暮れの中で

あなたを想うことがある


もし共にこの道を歩けたとしたら


もし隣り合って進めたとしたら


きっと


どこまでも行けたのだろう


わたしは今も

あの日の夢のために行く

わたしは今も

懐かしいあの頃に抱いた志のために突き進む


夜明けにふと

あなたを思い出すことはあっても


わたしが選んだこの道を

捨てることはしない


ただ


もしこの隣に誰かがいてくれたとしたら


きっと


今より強く前を見つめられたのでしょう

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― 新着の感想 ―
[良い点] 誰かと、共に、なら、もっと何かしら、あるかもしれない、それを、思いました。絆、と言うのとは、また違うのか、もっと、柔らかい言葉があってもいいように、思いますが、わからないままです。
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