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KAKUYO2  作者: 四季
150/521

雨粒 ーナミダー ◇

2020.6.3 に書いたものです。

あの空からこぼれ落ちた雨粒(ナミダ)

人々が生きる地上を濡らす時

わたしとあなたの果てしない物語が

幕を開けたの


何回 何十回 何百回


生まれ変わり

また出会う

そんなことばかりの生命が


終わりへたどり着くのは

いつのことなの


誰も知らない路地裏で

二人が出会ったのは


それが定めだったからなの?


あの空からこぼれ落ちた雨粒(ナミダ)

生き物栄える地上を濡らす時

わたしとあなたの永遠の物語が

幕開けるの


背負うのは悲しみ

抱くのは虚しさ


そんなまま生きてゆけない


背負う悲しみと

虚しさを捨て去り


新たな生き方はどこにあるの?


絡み合うこの指さえ

今は憎いわ

わたしを定めに縛り付ける


触れ合うこの肌さえ

今は憎いわ

わたしを運命に縛り付ける

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