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KAKUYO2  作者: 四季
147/521

恐れないで ◇

2020.5.31 に書いたものです。

突き進むことを恐れないで

挑むことに怯えないで


強くあれと言うのは酷かもしれない


けれども

どうか強くあってほしい


霧の中を手探りで歩く時のように


少しずつでいい

進むのは遅くていい


だからどうか恐れないで


恐れが生み出すものは何もない

怯えが生み出すものは何もない


ただ前を見据え


流れに乗りながら


目には見えぬ何かの囁きに耳を傾け


胸の内に生きるものと共に歩んで


突き進むことを恐れないで

挑むことに怯えないで


強くあれと言うのは酷かもしれない


それでも

どうか生きていてほしい


嘆くばかりでは


自身を哀れむばかりでは


先へは進めない


波に乗るように生きる

波に逆らわず生きる


それだけでいい


無駄な抵抗はせず生きるだけで

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「生きるだけでいい、恐れないで強くあって」という強いメッセージ性を感じました。 とても真摯な言葉で表現されていると思います。 >恐れが生み出すものは何もない  怯えが生み出すものは何もな…
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