表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KAKUYO2  作者: 四季
119/521

誰しもが ◇ / 月と夜 ◇

一つ目は 2019.3.27、二つ目は 2020.5.14 に書いたものです。

文字数の加減で二作まとめる形になりました。


誰しもが 貴女と同じではない

誰しもが 貴女と同じ強さではない


それでも生きている弱き者に

なぜ刃ばかりを 向けようとするのか


悲しみを生み 心を傷つけ

果たしてそれが 真実の優しさか


今一度問うが良い


己の胸に 己の心に



ーーー



鏡の向こう側に

きみを探す

この身映し出す(おもて)の向こうに

きみの姿を探す


前の新月の()

蝶のように去っていったきみ

目覚めるたびに思い出す

もう一度抱き締めさせてほしいと


今宵は満月

けれどもいずれは無へと帰す

日を追うごとに

月は欠けていつかは闇に隠される


一番幸せだった(よる)

かき上げたきみの金の髪が

時が経つほど鮮明に

この脳裏に蘇り心を掻き乱してゆく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ