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KAKUYO2  作者: 四季
106/521

手を伸ばす西の空に ◇

2020.5.3 に書いたものです。

夕暮れの空を見上げるたび

あなたのこと思い出すわ

赤い空飛ぶ鳥を見るたび

あなたのこと頭によぎる


特別なことなんて

何もなかった

わたしもあなたも

ただその日を生きていた


手を伸ばす西の空に

抱いた想い胸に置いたまま

名前呼ぶ西の空に

抱いた想いを投げるように


記憶がすべて消えてしまえば

それが一番の幸せだったのかもしれない



黄昏の空を見上げるたび

あなたのこと懐かしむわ

朱の空飛ぶ鳥目にするたび

あなたのこと脳裏に浮かぶ


特別な時間なんて

何もなかった

わたしもあなたも

ただ当たり前を生きていた


手を伸ばす西の空に

生まれた想い胸にしまいつつ

何か叫ぶ西の空に

生まれた想い捨て去るように


共に過ごした時間が消えてしまえば

それが一番良かったのかもしれない



あぁ

何もかも捨て去ってしまえたら


そう

きっとそれが最善の方法で……



手を伸ばす西の空に

抱いた想い胸に置いたまま

名前呼ぶ西の空に

抱いた想いを投げるように

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