4日目、逃亡
ナギ式さんとの共同作品です。
ラスト1話
雨の中、2階から外に降りた俺たちは、無我夢中で山の方に逃げた。
女将?は後ろから追いかけている。
孝はうめきながら武の背中におぶさっている。
武)「このまま一晩中鬼ごっことか嫌だぜ?」
俺)「お前、ゼェハァ、余裕あるな。」
武)「空元気ってやつだよ。正直今すぐにでもここを出たい。」
俺)「それは同感だ。」
孝?)「おいてけぇおいてけぇ」
武)「ウルセェ!暴れるな!ガキかテメェハ!」
女将?)「おやおや、逃げ足の速い小僧だねぇ。」もうヤバい。体力が持たない、終わりだ。
そう思った。
女将?は包丁を振り回してこっちにやって来ている。足がすくんで動けない。絶体絶命ってやつだ、死にたくないな。そんな事を思い諦めようとした時、突如女将?がいたところの土砂が崩れた。
女将?は、下敷きになり、動かなくなった。
武)「死んだのか?」
俺)「助かった。けど、このことを店主のおっさんに伝えた方がいいな」
武)「はぁ?あの場所に戻るのは、ごめんだぜ。」
どーでもいいような喧嘩が始まろうとし始めたとき、孝は暴れだし
「こんなことが起ころうとはなぁ、なんとも悪運の強き小僧よな。前の宿主の体よりなんとも素晴らしい肉体ぞよ」
と変なことを言い出した。
武)「コイツを押えてあの先に見える納屋みたいなとこに運ぶぞ。」
俺)「え、ああ分かった」
月明りに照らされて
その建物がなんなのか、だんだん近づくことでわかった。寺だ。
寺の境内に入ると見回りをしていた。お坊さんに見つかった。
坊)「誰です?」
俺)「えっと、あの、これには事情がありましてですね、あの、朝が明けるまで雨宿りさせてまらえないでしょうか?」
坊)「いいでしょう。ただし、その者はこの奥の離れに。それが条件です。」その者と指を指されたのは孝だ。
俺)「なんで孝だけ別なんだ!」
坊)「訳は後で話しましょう。あなた方は私とあちらの母屋へ」
そう言ってお坊さんはケータイを取り出し、そのケータイで呼ばれたゴツい住職のようなお坊さんと他、数人を連れ、孝を連れて行ってしまった。
武)「はぇ~お坊さんもスマホをつかうんだな。」相変わらず呑気すぎるやつだ。この状況でよくいえたっもんだ。
そして俺たち二人は案内され母屋に入りそこで
お坊さんから、ある話を聞いた。
企画案 Unknown_staff
キャラ案 ナギ式
ストーリー ナギ式
ストーリー修正 Unknown_staff