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俺らのツいてる夏旅行紀  作者: アカシアの輩
3/4

3日目、異変

ナギ式さんとの共同作品です。

次の日の朝、少し早めに目が覚めた。

外を見ると相変わらずやむ気配はない。

孝は少し調子が悪いようで、頭が痛くてボーとするから今日は手伝えないということだった。


その主旨を店主に報告することにした。

店主)「まぁ昨日あれだけやってくれたんだ、疲労がたまっていたんだろう、、、」

武)「情けないな~あれぐらいで。俺なんてほら、こんなにも元気だぜ!」

俺)「ふざけてないでさっさと行くぞー」

朝食の後、孝の様子を見ることにした。

突然俺たちの部屋の中から

「あーぅあー」

孝の声とは違う誰だ?

とりあえずドアを開けて見ると孝は寝ていて他の誰かがいた様子もない


武)「あの変な言葉。気でも狂ったんじゃねーかこいつ。」

俺)「確かにそうだね。気でも狂ったんじゃないかな、ははは。」

武)「何だ?お前も辛いのか?」

俺)「いや、そう言う訳じゃ無いんだけどね」そう言うと武はそれならいいやと階段を降りていった。

武には変わりはないようだ。

すると武とすれ違いに店主が様子を見に来た。

店主)「やぁ、彼の調子はどうだい、、、」

俺)「お騒がせしてすみません。」

店主)「いいよいいよ。誰だってこんな日ぐらいあるさ」

俺)「あの~聞きたいことがあるんですが良いですか?」

店主)「何でもいいよ」

あの夜のことを話そうとしたがやっぱりやめた。

俺)「やっぱり何でもないです」

おぉそうかと言って店主は戻っていた。


そうして俺はあの夜のことを聞けずにあたりは夜になってしまった。

あの夜のことがあるので寝る前に鍵をかけて寝ることにした。


 そしてみんなが寝静まったころ、俺はふと目が覚めた。それはドアの向こうからガチャガチャとドアノブを回す音がしたからだ。

すると鍵がかかっていることがわかったのか、

「いい子や扉を開けておくれ」とドアの向こうから声がした。女将さんのような声だった。

すると寝ていたはずの孝がゆっくりと立ち上がりドアを開けようとし出したので、俺ははっとして全力で孝の体を抑えた。

しばらくしてドアが開けられないのがわかったせいかドアの向こうから声がした。

女将?)「小僧ォォォ、手こずりやせよってこの扉を開けろォォォ」

という怒鳴り声と共に包丁がドアを突き破った。

その怒鳴り声で目が覚めた武が突き刺さった包丁をみて「ヒィィィィ」と言った。

俺)「逃げるぞ。武、孝を連れていくの手伝ってくれ」

武)「は?なんで?孝は自分で動けるだろ。」

俺)「なんか様子がおかしいんだ。」

逃げるためには孝を動かそうとした。すると

「おいてけぇぇぇおいてけぇぇぇ」と唸り出した。それを聞いた武は何も言わず手伝っ立ってくれた。

武)「逃げるって言ってもここ2階だぞ。どうするんだ?」

俺)「窓から逃げる。運よく後ろは山の斜面だからそこまで高くない。とりあえず行くぞ。」

武)「へいへい」

そして俺たちは大雨の中逃げることにした。

俺たちの逃げる姿をみた女将?は追うように降りてきている。


逃げきる。絶対生きて帰るぞ。そういう思いで必死だった。

企画案 Unknown_staff

キャラ案 ナギ式

ストーリー ナギ式

ストーリー修正 Unknown_staff

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