穢れ
冷たくて寂しくて辛くて悲しくて
もはやここにいる意味なんてないんだろうなって
そう思い始めた今日この頃は
どうあがいたって灰色以上のものが
全く見えなくなってしまった
眩い光を放ち続ける太陽も
静かに夜空を照らす三日月も
汚れてしまった僕のことを
哀れんでいるように思ってしまう
ああ、でもなんでだろうか
どうやら珍しい者もいるみたいだ
それだけの輝きを持ちながら
どうして僕なんかに関わろうとするんだい?
腐って消えてしまいそうな今の僕は
あなたになにもしてあげられないというのに
「ねえ、どうしてだい??」