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序章 風を聴く少女

彼女は、子どものころから「音」が少し違って聞こえていた。

鳥のさえずりには、喜びが混じっていて、

風の音には、誰かのため息が隠れていた。

人の話し声を聞くたびに、その奥にある「心の声」が聴こえてしまう。


だから、彼女は時々つらくなった。

本音と建前が交差する大人たちの声は、音楽のように美しくない。

でもある日、風が教えてくれた。

「君の声には、癒す力がある」と。


それが、前世の記憶の扉を少しだけ開けた瞬間だった。

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