Round.7 ”目覚めの兆候”
ここからちょっと話が飛びます。早く試合描写とか書きたいので・・・すみません^^;
”拓也は何故格闘技を始めたのか?”
これを忘れてはならない。
拓也は・・・そう、”殺す”。
自分を苦しめた忌々しい学校の同級生。コレをただ”殺す”ことを目的にしていた。
そして、この”殺す”という思い、つまり殺意はそう簡単に消えるものではない。
少なくとも、拓也の心の中では消えなかった。
どんなに必死に、どんなに一生懸命練習しても消えない。
拓也は本来、気弱で優しい性格だ。
怒ることはあっても、殺意など今までに持った事もなかった。・・・持ちたくもなかった。
冷静になったとき、捨てようとした。こんな感情、持ちたくない。消えろ、消えろ消えろキエロキエロ、キエロ・・・!!
だが・・・消えなかった。この感情はすでに、拓也の心の深くまで浸透していた。
初めて持った殺意。
この殺意は・・・・・・大きすぎた。
拓也には・・・いや、普通の人が持つ殺意の中でもかなり危険な部類に入るものだろう。
それこそ、自我が保てなくなるほどに。
この殺意が・・・もう一人の拓也を作り出す。
それは・・・後にあらゆる格闘家たちから恐れられる存在となる。
目覚めは・・・そう遠くはない・・・
どもッ!安息香酸でっす!!
今回、ちょっと伏線(?)ってのを張ってみました!
う~ん・・・なかなかムズいっすね^^;
もっとうまく書けないとなぁ~・・・
精進します!!!
では次回まで、バイビー!(古ッ!!!)