Round.17 ”デビュー戦 part.4”
更新がかなり遅れちゃいました・・・すみません!!
色々ありまして・・・
しかも今回かなり短いです(汗)まぁ、最近はほとんど短いのですが・・・^^;
ではRound.17、どうぞ!!
”カンカンカンカンカーン”
KOを告げるゴングが鳴った。
誰もが自分の目を疑った。
”無敗の若手ホープが無名の新人に1ラウンドKO負け”
そしてもう一つ、
”試合中の新人の異様な変化”に・・・
先生「や・・・やったぞ、タッ君!!」
静まり返る会場の中で先生の声が響き渡った。
そしてその声がきっかけとなって会場中が歓声に包まれた。
<拓也・視点>
先生が向こうでなにか叫んでる・・・母さんもなにか言ってるみたいだ・・・そっか、俺勝ったんだ・・・頭が急に真っ白になって・・・身体が勝手に動くようで、でも思ったよりもかなり良く動けて・・・ワケわかんねぇや・・・
・・・あれ?叫んでるの先生や母さんだけじゃないな・・・これは、リングの周辺にいる人もだ・・・
その中心にいるのは・・・俺?俺がこの歓声の中心にいるの?信じられないな・・・
でも・・・勝ったんだよな、俺?KOで勝ったんだよな?自分の努力が・・・実ったんだよな?
拓也「っっっしゃあ!!!!」
気がつくと俺は右手を握り締めて高々と上げていた。そして・・・泣いていた。
涙は自然と出てきた。嬉しい・・・勝ったことが。自分の努力が実ったことが。そして・・・みんなが俺の事を見ていてくれることが。
周りの人たちは・・・学校の連中みたいに俺を格下に見ていない。かといって別に格上に見ているわけでもない。
この人たちは・・・”俺自身”を見てくれている。そしてこんな俺を見て歓声を上げていてくれている。
この場所は・・・気持ちがいい・・・
この試合は多くの人に拓也への認識を変えさせた。
ある人たちからは今後の試合に期待感を持たれ、
『あの小林っての凄いぞ!』
『これから面白くなってくるかもな・・・』
『プロになるのが楽しみなヤツだ!!』
『俺ファンになりそう・・・』
またある人からは恐れられ、
前田「やべぇよ・・・これからどう接したらいいかわかんねぇよ・・・」
坂本「しかも俺らアイツのこと相当イジメたから、当然俺らの事恨んでるだろうし・・・」
前田・坂本「こ、殺される・・・!!」
そして同じ高校生ファイターからは興味を持たれた。
瞬「(やるね、アイツ・・・おもしろい。アイツと試合、やってみたいね・・・)」
拳「(”瞬”と同じで、アイツもウェルター級だな。ウェルター級、か・・・)」
トラ「(なんや、アイツ!メッチャ強いやん!!よ~し、負けへんでぇ!!)」
先生「おつかれ!タッ君」
拓也「・・・俺、ホントに勝ったんですよね?」
先生「・・・ああ、もちろんだ。初めての勝利の後の気分はどうだ?」
拓也「・・・サイコーです!!」
このとき、拓也は思っていた・・・
”このリングには何度でも立ちたい!そして・・・もっと強くなりたい!!”、と。
ここに今、キックボクサー”小林 拓也”が誕生した
お久しぶりです!安息香酸です!!
え~・・・久しぶりの更新だというのに短くてすみません
ちょっと色々ありまして・・・^^;
例えば・・・
試合の近いプロの先輩のスパーリング相手になってボコボコにされたりとか・・・
試合の近いプロの先輩のスパーリング相手になってボコボコにされたりとか・・・
試合の近いプロの先輩のスパーリング相手になってボコボコにされたりとか・・・
試合の近いプロの(以下省略)
大変なんです・・・(泣)
でもなるべく頑張りますんで、どうか見てくださってる方々(少数だとは思いますが・・・)、見捨てないで下さい!!お願いします!!!
では次回、”必ず”お会いいたしましょう!!
あ、ご感想・ご意見などお待ちしてます~^^