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家族に疎まれて、醜穢令嬢として名を馳せましたが、信用出来る執事がいるので大丈夫です  作者: 花野拓海
二章 しかし、概して人々が運命と呼ぶものは、大半が自分の愚行にすぎない。
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会社12連勤ってブラックの片鱗が見えてる気がする

前回のあらすじ


レベッカ「緊張するよぅ」


アイト「堂々としてください」



「いかがですか?レベッカ」


 アイトによる化粧が開始され、目を閉じたり開いたりしていたのだが、完成した自分の顔を見てレベッカは驚きでいっぱいだった。


「これが、私………?」


「はい。正真正銘。レベッカですよ」


 アイトは素材がいいとは思っていた。だが、ここまで化けるとは想像以上であった。


「え?これ本当に私?幻惑魔法じゃないの?」


「いいえ。正真正銘レベッカの顔ですよ。もっと自分に自信を持ってください」


 自信を持てと言われても、レベッカには難しい話であった。だが、完成された自分の顔を触って、本当かどうか確かめている。


「メイクって、すごいね………」


 メイクによる変貌に呆気に取られるしかなかった。


「さあ、メイクも終わりましたし、ドレスに着替えましょうか」


 そう言ってアイトは視線をクローゼットにかけておいたドレスに移した。


 アイトが買ってくれたドレス。

 薄い紫色のドレスで、青色の装飾が添えられているドレスだ。

 スカートの丈は足首より少し上で、絶対に踏まないように配慮されている。肩は露出していて胸元までしか隠されてないので、レベッカとしては少し恥ずかしい気持ちもある。

 白色の長手袋も添えられていて、アイトも満足するドレスだ。


「これを、着るんだね………」


 そう考えると、感慨深い気持ちになる。


「じゃあ、アイト。お願い」


 レベッカは、この場で唯一着付けをできるアイトに手伝ってもらうことにしたのだ。


 一人でできるのかもしれないが、レベッカはしたことがないのでどうしても手伝ってもらうことになる。


 慎重に着付けは進み、


「完成しましたよ」


 アイトに言われて目を開け、鏡で確認すると


「わぁ………」


 想像以上で、言葉も出なかった。


「本当に、これで行くんだね………」


 感動でレベッカは今にも泣きそうになるが、それを我慢する。


「よし、それじゃあ行こっか」


 アイトと一緒に部屋を出ると、案内してくれた執事が外に待機していた。


「お時間になりましたので呼びに参りました」


 執事は、仕事なのでレベッカに見惚れることはなく、淡々と仕事をこなしていた。


「ありがとう。えっと、会場までも、案内してくれるの?」


「はい。お二方は責任を持って、私が案内致します」


 またもや執事の先導で二人は会場に向かうことになった。


「すっごく緊張する………」


 レベッカは緊張で手を震えていると思ったが、アイトが手を繋いでくれていたので、大丈夫だった。


「不安ですか?」


 アイトの言葉にレベッカは横に首を振って否定した。


「ううん。さっきまではそうだったけど、今はすっごく楽しみ!」


 レベッカは満面の笑みでそう言った。


「さあ、こちらです」


 執事の人が、会場への扉を開く。

 さあ、レベッカはじめての社交会が始まる。

Q.なんで紫色のドレスなの?

A.なんとなく。作者はファッションのセンスがある訳では無いので、似合ってるかは知らない


Q.執事ってずっと待機してたの?

A.本当にさっき来たばかり


次回から本当に社交会が始まります


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