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深夜に真っ暗な部屋で会話してるのって、かっこよく見えるけどぶっちゃけ暗すぎて見てる側全然わかんないよね。表情とか

前回のあらすじ


レベッカ「私は、アイトのことが好き」


諸事情により、今回のあらすじはレベッカ1人です

まあ諸事情はそのうちわかると思います。作者のリアルの問題ではありません

 時は少し遡る。

 ルーズ邸の一室にて、コポコポとコップの中に紅茶が注がれる音が部屋の中に静かに響く。


「で?どうだった?」


 この部屋に置いている、書類の束が積まれている長細い机の上でなにかを書いている男が、紅茶を入れている男に向かって質問する。


「そうですね。まず、調査の結果としては、連続殺人犯と今回街が燃えた件については同一犯が行ったものでは無いかと考えています」


「なるほど………」


 紅茶を長机に置いた男が考えられると言った。本来、それは確証のないものであり、きちんと調べてから報告しなければならないのだが、この男に鍵って言えば、そんなことはなかった。


「トリスタンが言うのなら、そうなのだろうな」


「過信のしすぎですよ。父上」


 トリスタン。それはレベッカの兄の名前。そしてそのトリスタンが父と呼んだ男こそが、レベッカの父、ヴァインヒルトである。


「過信とは少し違うな。私はお前を信用しているのだ」


 ヴァインヒルトの信用。それはトリスタンが安易な嘘を言わない、というものだが、もう一つ。


恩恵(ギフト)、ですよね」


 トリスタンの恩恵(ギフト)にあった。


「まあ、そう怒るな。お前のその恩恵(ギフト)によって、何度も窮地を免れたのだからな」


 それほどまでにトリスタンが授かった恩恵(ギフト)は強力だった。

 そんなトリスタンの恩恵(ギフト)


「真実を直感的に判断できる………これほど恐ろしい恩恵(ギフト)も数少ないであろうな」


 真実を直感的に判断できる。それほど恐ろしい力には見えないが、領地運営や、犯人探しなどには無類の強さを誇る。


「そんなお前に聞くが、今回の件。レベッカが絡んでると思うか?」


「それは、どちらの意味で、ですか?」


 ヴァインヒルトの恩恵(ギフト)を頼りにした質問。

 だが、さすがのトリスタンも、そんな抽象的なものでは、力を発動できない。


 だが、トリスタンが少し返事を待っても、ヴァインヒルトはなにも答えない。


(両方ってことか………)


 どちらも。レベッカの悪魔の子としての力か、レベッカ本人が関係しているのか。


 トリスタンは恩恵(ギフト)を発動しながら考える。


(にしても、哀れなやつだな)


 愛されていたのに、恩恵(ギフト)たった1つで迫害される少女。

 もし、アイトがいなければ、既に死んでいたと考えられるだろう。


 トリスタンは、今まで一度もレベッカに直接なにかをしたことはない。

 何故か、不自然に湧き上がってくるレベッカへの憎悪を抑えながら答える。


「そうですね。まず、この件に関しては、悪魔の子は一切関係ありません」


 つまり、今世の悪魔の子であるレベッカの恩恵(ギフト)は、この事件に関しては発動されていないということがわかる。


「そうか………やはり厄介だな。理不尽に厄災を呼び寄せ、殺せば世界に死の呪いをばら撒く悪魔の子」


 関わってなくとも、疑いが出るほどに厄介なのだ。

 他殺によって悪魔の子が死んだ場合、世界中にばら撒かれる死の呪いを恐れて今まで処刑もしようとしなかった。

 前代悪魔の子は、空間ごと抉りとることによって世界への被害は無くしたが、今の時代にそれができるものはいない。


 なので、悪魔の子の呪いから逃れる方法。自殺か寿命を考え、自殺へと誘導しようとしたのだが失敗。

 世界を、領民のことを考えて今は放置しているのだが、この件に関してはヴァインヒルトが最も信頼している使用人であるアイトも邪魔でしかなかった。


「それで?レベッカ本人は?」


「はい。今回の事件。レベッカ本人と、殺人犯は仲が良かったと考えられます。ただ、仲がよかっただけであり、最後に対処したのもレベッカか、レベッカに関わる何らかの要因だと考えています」


 レベッカが関わっている。それだけならば、言いがかりをつけれたのだが、最後はレベッカが対処した可能性がある。


「ならば、不用意に手を出すのは悪手か………」


 昔は愛していたはずの娘が、なぜこんなことに。

 ヴァインヒルトは、世を嘆きながらため息を吐く。


「なにがあるにしても、しばらくの間はこの街一体が荒れるな。お前も覚悟しておけ」


 そう言って、ヴァインヒルトはトリスタンを下がらせた。


 夜の密会はこれで終わり、悪意は、さらに動き出す。

Q.トリスタンの恩恵の名前ってなに?

A.【真理への扉】です。事件の真相とかがぼんやりとわかる力。問題の解決策にも使える


Q.恩恵って、レベッカの恩恵みたいに悪影響を及ぼすものって世界にどれくらいあるんですか?

A.ぶっちゃけると、恩恵は誰かに利点となる力であり、悪影響を及ぼしたり、所有者の認識してないところで発動するものはこの世には一つもない


Q.悪魔の子殺した時の呪いって、どんなの?

A.原爆の放射線が全員に降り注ぐ感じです。しかも距離関係なく、目の前で原爆の放射線だけが直撃したイメージなので割とシャレにならない


今回のQ&Aは割と暗い内容でしたね〜

今日は更新数が少なくて、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、明日はもっと頑張ります!


是非ともブックマークや評価、感想の方とよろしくお願いします!

作者のモチベーションが向上しますので

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