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あなたの

作者: はなうた

またいつか、なんて思っていると

もう二度とそんな機会に恵まれなかったりするのだから。

好きと言える間に、精一杯の気持ちを伝えておかなければ。

後悔なんて、したくはないじゃあないですか。


あなたの笑った顔が好き

まるで太陽のように明るくて

向日葵のように綺麗な

元気に笑った顔が好き


あなたの髪の色が好き

生えたばかりの樹木の

若々しいブラウンに似た

あなたのその髪色が好き


あなたの照れたところが好き

ほっぺが熟れた林檎のように

真っ赤に染まってはにかんでいる

あなたの照れたところが好き


あなたの澄んだ声が好き

どんなところにいても

鳥の鳴き声のようによく通る

あなたのそんな声が好き


あなたのその柔らかさが好き

ハグをするとまるで干したての

お布団のようにふわふわで

いい匂いがするあなたが好き


あなたのその誠実さが好き

しっかりと目を見てお話しして

まわりをそっと支えてくれる

あなたのそんなところが好き


あなたのその全力さが好き

まるで少年のように

見たものすべてに興味をもって

楽しんでいるあなたが好き


あなたの見た目も

あなたの内面も

いいところも

悪いところも

みんなひっくるめてあなた


わたしはそんなあなたが好き


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― 新着の感想 ―
[良い点] 母性さえ感じられる愛が溢れる詩で、こんなふうに愛されている人は幸せだろうな、と感じました。
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