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精神力+想像力=魔法創成  作者: 耕一
第3章:ファレン編
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第8話~総攻撃~

ファレンが特別な力を身に付ける修行を開始してから早1週間。

力が発動する気配もなく、時だけが過ぎて行く。

・・・そういえば俺って何で一緒に修行しているんだっけ?

さっさと先に進めば良いような?


「コウイチ殿、温泉に行きましょう。」

「喜んでお供します。」


・・・これのせいか。


「狼人族が攻めてきたぞーー!!」


1週間振りだな。

楽しい温泉タイムを邪魔しやがって。


「コウイチ殿、先に行きます!!」


仕方がない、さっさと片付けて温泉タイムの続きだ。

まずは確認だな。

翼を広げて上空に舞い上がり確認すると・・・前回より狼人族が多い気がするな。

ん?森の上に狼人族がいるぞ。

10人位か?

ジャンプした・・・ジャンプした人を踏み台にして更にジャンプ。

それを繰り返して、俺の所まで飛んできた!?


「闇の鎧!!」


危なかった。

まさか上空にいる俺を狙って来るなんて。

凄い連携プレイだよ。

次からは即撃ち落とさなくては。

戦況は・・・狼人族が引いているな。

ファレンをまた捕まえた?

いや、さすがにそれはないか。

もしくは上空からの攻撃を警戒して森の中で戦っているのかも。

それだと上空にいても意味がないな。

一旦降りるか。


取り敢えずファレンの向かった方向に行ってみよう。

おっ、いた。

俺と違って素晴らしい剣技を披露しているな。

加勢に行く前に・・・


「サンダーアーマー!!フリーズエンチャント!!」


準備万端!行くか!!


「ファレン!加勢に来たぞ!!クロススラッシュ!!」

「コウイチ殿!」

「なるべく特別な力を意識して戦うんだ。」

「承知しました。」


修行よりも実践の方が覚えれるかも知れないしね。

しかしこんなにすぐに襲ってくるなんてな。

よっぽどファレンの秘めた力を恐れているのか?


「人間が現れたぞ!!」

「「「ブラッドウルフ!!」」」


なっ、狙いは俺!?

しかもブラッドウルフ!?

3人同時に爪を前に・・・一点突破するつもりか!?


「「「スクリュークロウ」」」

「グハッ!?」

「コウイチ殿!!」


避ける事も出来ない!?

しかもこの衝撃!!

一体何十メートル吹き飛ばされたんだ!?

呼吸がし辛い・・・あばらでもやられたか?

貫かなかっただけマシか・・・。

しかし痛みはそんなに凄くないってのは本当なんだな。

・・・奴らはどこに行った?

電撃を浴びてるはずだからすぐには動けないはず。

呼吸が落ち着いてきた。

取り敢えず起き上がって、ファレンの所に戻らないと。

少し痛むが、動けなくはないな。


「見つけたぞ!!」


げっ!?

またあれを食らったら今度こそ不味い!!

味方は回りにいないから、超強力な!!


「ポイズンミスト!!」

「ゴボッ!?」


3人共血を吐いて倒れたぞ。

今の内に戻るとしよう。


「コウイチ殿!!大丈夫ですか!?」


ファレンが俺を見つけて駆け寄ってきた。


「あばらをやられただけで済んだよ。」

「今、回復します。イーノ。」


痛みが消えて行く。

折れたのかヒビが入ったのかわからないけど、骨まで回復するんだね。


「ありがとう、ファレン。助かったよ。戦況はどうだい?」

「あまり良く無いです。全軍で攻めてきている様なので。」

「どのくらいの人数差があるんだい?」

「約10倍です。」


それは不味いな。

あれ?そういえば今は攻撃が止んでいるな。


「狼人族がいないみたいだけど何処に?」

「一旦引いていきました。恐らくこれから総攻撃が来るかと。」


どうするか。

さすがに全員を一撃で倒せる魔法は無理だろうし。

森の中だと姿も見えないしな。


「コウイチ殿。一旦村に戻りましょう。」

「わかった、戻ろう。」


何か良い作戦があると良いんだけど。


「報告ご苦労じゃったのぉ。総攻撃か。」

「族長!大変です!!」

「どうしたんじゃ!?」

「森が燃えています!!」

「なんじゃと!?」


・・・昨日の仕返しだな。


「俺が消してきますよ。」

「でも全方位が燃えているんですよ!?」


やりすぎだろう、狼人族。


「なんとかしてきますよ。」


さて、確かに全方位が燃えてるな。

アイリーンじゃ一方向しか出来ないし、端から放てば消えるだろうけど、

家まで無事ではすまないだろうからな。

雨でも降らすのが良いかな?

雨は水蒸気が上空で冷えて氷になり、氷が大きくなった所で落ちていき、

雪の結晶を経て雨となって落ちてくるのだから、大量の水蒸気を上空に発生させれば良いんだな。

水と氷と火を上手くコントロールして、強めの雨をイメージして・・・。


「豪雨!!」


おっ、上空に雨雲が出来てきたぞ。

かなり大きくなってきた。


ポツン


来たぞ!!

雨だ!!

どんどん降ってきた!!

火も消えていってるな。

ちょっと強すぎる気もするが。


「コウイチ!!この雨はお前がやったのか?」

「あぁ。これで火事は消えるよ。でも消えたらすぐに狼人族が攻めて来るんじゃないか?」

「そうだな。死力を尽くして戦うさ。」


勝ち目はなさそうだね。

せめて攻撃箇所が1つだったらまだ何とかなりそうなのにな。

今から壁を作るといっても間に合わないし・・・。


「コウイチ殿、これ程の雨を降らせるとはさすがです。」


ファレンは回復魔法を使えたよな。


「ファレンって、もしかして地の属性を持ってたりするの?」

「はい、地属性を持っています。」

「じゃあ壁って作れる?」

「数人分程度の防御壁なら出来ます。」

「本当?なら村を囲むように防御壁を作ろう。」

「申し訳ございません。私にはそこまでの壁は作れません。」

「大丈夫。俺が力を貸すよ。手を握って。」

「はい。」

「村の入り口以外を囲む頑丈で大きな壁をイメージして作って。」

「はい。・・・ディフェンスウォール。」


ファレン地面に手を付き唱えると、地響きと共に大地が競り上がって行き、村を囲んだ。

どうやら上手くいった様だ。

高さも回りの木よりも高い。

壁を越えての浸入も無理そうだな。

後は入り口で迎え撃てば行ける!!


「ファレン、ソウガ!入り口で迎え撃つよ!!」

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