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神マネー?を自分に投資しながら、異世界を生きていく!  作者: むにさん
1章ー【最初の街ーラークス】
25/58

23-関西弁

翌朝、準備をしてオリドさんと待ち合わせの東門に向かった。


「オリドさん、おはようございます」


「おう、ハヤミ 朝から元気だな・・・」


いつも通り二日酔いのようだ・・3回程、いっしょに同行させてもらっているがいつも同じなので慣れた。


さて行くかと東門をでる。


東地区は既に街道も整えられ草原地域が広がっている為、比較的安全なのだが南北からはぐれの魔物が入ってきたり、多少なりとも森林地域がある為、オリドさん他、ギルド職員、臨時職員が巡回を行い魔物を駆除する仕事をしている、南北の魔物の駆除はもちろん冒険者がやっている。


巡回ルートも街道沿いを中心に行うが近隣の森林も見回る事になっている、 このラークスと隣町のリッテンの間に小高い丘がある(私が転移した場所)その丘の近くに比較的大きい森林地帯あるので、ほとんどがそこに出る魔物の駆除が主な仕事だ。ラークスを作る際に大規模な魔物駆除を行った為、でたとしても大したランクの魔物はいないので職員一人で行くことが多いそうだ、 実際、3回同行した際もゴブリンしかでなかった、ゴブリンは繁殖率が高い為、最優先で駆除しろとオリドさんに言われた。



二日酔いで歩く速度が遅いオリドさんの背中を押しながら街道沿いをテクテクと歩いていく。

「オリドさん、いい加減にしてくださいよ~何度もいいますが仕事ですよ」


「わかってるよ、お前は俺の女房か!あ~頭いてえ」


「毎回毎回飽きないですね・・ほんとに」


「そんなに褒めるなよ、照れるじゃねーか」


毎回同じ、クダリを繰り返していたら森林地帯に着いた。

「そういえばオリドさん、私!弓術1になったんですよ!試してみてもいいですか?」


「おお、そうか上がったか、剣術より弓術が先にあがるとはな、あんだけ練習してればあがるか(笑)」


「馬鹿にしてますよね・・・」


「いや大したもんだ!始めをみているだけにな、ハヤミ、上がってから弓使ったか?」


「いえ、昨日の夜にあがったもので今日、初めてですね」


「そうか、なら使ってみな、スキルが0から1になるだけでどれほど違うかよくわかるぞ」


「はい、ありがとうございます」


そういう事でオリドさんを先頭に後ろから着いていく、 しばらくしてオリドさんが止まれのサインと右前方を指差す、 ゴブリンが2匹いる、すぐに弓の弦に矢をかける。


オリドさんも小斧を投げる動作をしている「ハヤミは右だ、俺が投げたら撃てよ」と小声で言われた。


無言でうなずきその時をまった・・・・そしてオリドさんが斧を投げた瞬間、矢を放つ! 矢はゴブリンの胸にあたって倒れた!オリドさんの斧は頭にあたり、同じく倒れた、 なんといえばわからないが矢を放ったとき、確実にあたると確信があった、今まで結構な数の弓矢を撃ってきたが、的が止まっているのにあたるのが7割程度だった、それが今回は100%あたると思ったのだ。


「ハヤミ上々だ!わかったかスキルの力が?」オリドさんが力こぶだすポーズをしながらゴブリンのほうに歩いていく。


「なんとなくですが絶対にあたると思いました!これがスキルの力なんですね」


「そうだな、弓術1は的が動いていなければほぼあたるとみていいだろう、しかし忘れるなよ、あくまでも弓の性能次第だし、距離の問題、威力の問題と状況によって使い分けないといかんぞ!」


「そうですね、ありがとうございます、適性の距離だからの威力でしたね」


「そういう事だ、当たっても威力がなきゃ意味がねえからな」


「はい、しかしスキルっていうのは凄いですね~」


「そうだな、スキルがあるとないとでは雲泥の差だな、でもな、スキルを持っていても状況に応じて使わなきゃ冒険者としてやっていけないぞ!覚えとけ!ルーキー!」

と背中を叩いて称えてくれた。


ゴブリンの耳を落としその場をあとにし、巡回を再開する。


一通り、見回ったので街に戻ろうとしたとき、人影が森の中から現れた! それは異様な仮面をした人間だった、雄のヤギ頭をそのままかぶった感じの仮面をしている。


「オリドさん!!なんですかあの人!?」


「ああ、アモン族の奴だが、珍しいなこんなとこにいるのが?」

オリドさんは背中にある小斧のグリップを持ちながら近づいていった。


「おう、どうした?こんなとこで アモン族とは珍しいな」


「いや~すいませんな~、驚かすつもりはなかったんですがな、堪忍してください」

流暢な関西弁でヤギ男はペコペコ頭を下げている。


・・・関西弁?・・・関西弁って日本人か?


「そうか、別に謝ることはねーよ、ただの巡回だ、このあたりに危険はないが早いとこ街に戻るか、集落に戻ったほうがいいぞ」オリドさんはグリップを握ったまま喋っていた。


「えらいすいませんな~、仲間とはぐれてしまったもんでね、人の気配がしたもんでここかな〜と来たんですわ、ほな、行きますわ!」足早にヤギ男が去っていった。


「あいつ・・・できるな・・・」オリドさんはグリップの握りを外して手をズボンで拭いていた。


「オリドさん、関西弁じゃないや、こっちって方言みたいな言葉ってあるんですか?」


「関西弁?ああ、方言はあるがそこまでわかりずらいのはないぞ」


「まーいい、いやな汗を掻いた、戻るぞ」


オリドさんが足早に歩き始めたのでついていく、その途中でアモン族の事を聞いてみた。


アモン族とは独特な宗教団体らしく、詳しくはしらないが信仰の対象が悪魔ということで辺鄙なとこに集落があり、あまり交流がないという事、(別に悪魔を信仰しても問題はなく、迫害を受けてる訳ではないらしい)あの仮面はアモン族の部族の人間がかぶるのですぐにわかったらしい、 そんな話を聞きながら、あの関西弁がやけに耳に残った。


前にあった池田の【正統派】と言った言葉とヤギ男の仮面が重なるのであった。


字誤・脱字 お許しください。

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